2012年4月30日月曜日

卑弥呼 2012年度3月期四半期の有価証券について

卑弥呼の四半期決算書をみて、注目している点が有価証券の取得&売却の動きです。

1Q 取得:27億円 売却:--      残高:37億円
2Q 取得:15億円 売却:10億円   残高:42億円
2Q 取得:--億円 売却:15億円   残高:27億円


おそらく、前期4Qに取得を開始した譲渡性預金ではないかと思います。
財テクで営業外利益を狙っているのかな?


って、通期で取得:42億円、売却:25億円、金額がでかすぎるような。。。

卑弥呼の現金および現金同等物を確認

2007年~2011年までの現金および現金同等物です。





2009年に現金が半分ぐらいに減少していますが、
これは自社株買い(というかタワー投資顧問から大量の株式を購入)を行いました。

2011年には有価証券が10億円増加していますが、これは譲渡性預金に投資しています。

卑弥呼の売上と利益

2007年~2011年の売上と利益です。




景気の落ち込みと共に、売上も落ちてしまいました。
それゆえ、利益&利益率も悪化しています。

2012年4月29日日曜日

ゲンキー、いったん売却

ここのところ順調に株価が上昇していたゲンキーを、
2500円でいったん売却しました。

売却後、まだ下がり続けているのでもしかしたら買い戻すかも。

2012年4月28日土曜日

タナベ経営の売上と利益

2007年からの売上高と営業利益です。








2010年がちょいと気になりますね。
特別損失の計上により営業利益がマイナスになってしまいました。
当事業年度におきましては、下記の特別損失を計上いたしました。
1.大阪府吹田市に所有する旧本社ビルの除却損1億11百万円
2.福岡県筑紫郡那珂川町に所有する土地の減損損失3億50百万円
3.子会社(非連結)である田辺企業管理諮詢(上海)有限公司の株式の評価損24百万円 

年々、売上&利益ともに減少傾向ですが、現金を積み上げていく間は保有していこうと思います。

タナベ経営の現金および現金同等物を確認

タナベ経営の現金および現金同等物をまとめました。
期間は2007年~2011年です。



2009年にガクンと減少しています。


2009年の有価証券報告書を確認しましょう。
以下、キャッシュフローに関する記述を抜粋しました。

(2)キャッシュ・フロー
 当事業年度における現金及び現金同等物は、24億33百万円となり、前事業年度と比べ15億50百万円減少いたしました。
<営業活動によるキャッシュ・ フロー>
 当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、41百万円の収入(前年同期6億45百万円の収入)となりました。
 主な要因としましては、税引前当期純利益を6億10百万円計上しましたが、未払金の減少1億44百万円及び法人税等の支払額4億91百万円の支出等が発生したためであります。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
 当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券の取得による支出や投資有価証券の取得による支出の他、新本社ビルの建設費用等の有形・無形固定資産の取得3億81百万円の支出等により、13億5百万円の支出(前年同期2億6百万円の支出)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
 当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金2億85百万円の支払い等により、2億85百万円の支出(前年同期2億59百万円の支出)となりました。

ようは、
 ・投資有価証券を買いました
 ・新たに本社ビルを建てました
ってことですね。
2008年にも新本社ビル建設のために数億円、使っちゃっています。

逆に2011年には現金が増加しています。
これも、有価証券報告書を確認しましょう。
(2)キャッシュ・フロー
 当事業年度における現金及び現金同等物は、35億86百万円となり、前事業年度と比べ10億48百万円増加いたしました。
<営業活動によるキャッシュ・フロー>
 当事業年度における営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期純利益4億95百万円や減価償却費1億17百万円の計上に加え、未払金が84百万円増加したこと等により7億75百万円の収入(前年同期5億13百万円の収入)となりました。
<投資活動によるキャッシュ・フロー>
 当事業年度における投資活動によるキャッシュ・フローは、有価証券や投資有価証券の取得による支出18億99百万円等がありましたが、有価証券の売却及び償還による収入24億1百万円等により、4億28百万円の収入(前年同期1億48百万円の支出)となりました。
<財務活動によるキャッシュ・フロー>
 当事業年度における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金1億55百万円の支払い等により、1億55百万円の支出(前年同期2億59百万円の支出)となりました。

純粋な純利益の増加、有価証券の売却益のようです。



現金と有価証券などの金融資産をまとめました。



あんまり無駄な投資をせずに、現金を積み上げて株主還元として自社株買い⇒消却を行ってほしいなぁっと思いました。

創通の現金性資産

なんとなく有価証券報告書を再度、見ています。

現金性資産をグラフ化してみました。



年々、現金性資産が増加していき、かつ現金及び預金の割合が増えています。
この調子でキャッシュマシーンと化して、自社株買い⇒消却を繰り返してほしいものです。

関西電力 平成24年3月期 決算短信

関西電力 平成24年3月期 決算短信
http://www1.kepco.co.jp/ir/brief/h24/kessan24/pdf24_00.pdf

 <決算>関西電 (9503) 通期 営業損失 赤字転換(▲2,293億円 2012/03連結)
と、もう死亡レベルの決算ですね。 中身を見ていきましょう。

 

需要実績

震災以降、つぎつぎに原発が停止し再開の目途が立っていません。 発電量にも影響し、原発停止分をを火力で補っていることはあきらかです。
   原子力・・・66954百万kWh → 32252kWh、前年度比48.2%
  火力 ・・・49369百万kWh → 75229kWh、前年度比152.4




 

借入金

火力燃料費の増加に伴い、借入金を活用したため有利子負債残高が13%増加。

実際に燃料費がどれくらい増えているかというと、
3874億円 → 7768億円 前年比200%
と倍近く増えています。
また、経常費用の27%を占めています


まとめ

 今期、原発再稼働がなくなってしまった場合、原子力発電分:32252kWhを別発電で補わないといけません。
仮に火力発電で補うことが可能とした場合、燃料費がさらに3000億円以上、必要と考えられます。
そうなってしまうと、財務が悪化してしまい関電の企業存続自体が危ういのでは。。。

2012年4月21日土曜日

1345上場Jリートの配当金

100口だけ保有しています。

2012年
2月配当金 8.7円 ×100口 = 870円
4月配当金 7.43円×100口 = 743円

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